会社案内
ごあいさつ
環境の世紀と云われる今日、自然環境と新たな産業革命としてのIT、つまり高度情報化時代における経済産業との共生が、社会に求められています。自然を愛し、物を大切にする心が活かされる社会の実現こそ、持続的発展のできる経済社会を構築することに繋がるでしょう。資源小国の我が国にとって、社会の物質循環確保や天然資源の有効活用を行うこと、そしてそれを次世代に継承していくことは、重く課せられた使命とも言えます。資源循環型社会の構築のため、我々が果たす役割はますます大きなものとなっています。
現在、再生資源業界を取り巻く社会環境は、変革の時を迎えています。 経済情勢の悪化や国内産業の空洞化に伴う製造所からの発生スクラップの減少は、従来まで再生資源業界内で物流を専らとしていた循環資源に対する大資本を背景とした異業種の参入などをもたらしている一方で、複合素材の組合せで生産される消費材の増加は、再資源化の過程で生じる処理困難物の増加と解体コストの上昇という事態を招き、再生資源の海外流出や安価な解体拠点の海外シフトという形で物流の大変化を起こしています。
また、各種リサイクル法の整備に伴い、今まで以上に適正処理というものが求められるようになってきていますが、その実態は、経済原則を無視した非効率な運用が多くの面で為されていると言っても過言ではありません。こうした点を改め、再資源化業界だけではない我々一人一人が様々の場面で社会に対し提案を行い、その責任を負うということが、より良い社会を構築していく上で、一層求められることとなるでしょう。
このように、急速なテンポで進展する再資源化業界とそれを取り巻く環境の変化への対応は、各々の業界のみの取り組みの枠を大きく越えてきています。本紙は昭和29年の創刊以来、循環資源を中心とした環境産業の専門紙として業界活性化のパートナーを務めてまいりましたが、変革の時を迎えた業界のリード役として、今後も一層の努力を続けてまいりたいと考えております。
代表取締役 太田原 覚
企業情報
弊社は、リサイクル専門の全国紙である「日刊資源新報」を昭和二十九年に創刊し、以来半世紀にわたって、再生資源市場動向、環境問題などの様々な情報を提供しつづけてきました。 循環型社会の構築という方向性が示され、さらにリサイクルの国際化が進むなかで、一層多岐にわたりはじめた顧客ニーズにお応えできるよう、時宜に即応した紙面づくりに鋭意努力しております。
また現在、各業界動向などを盛り込んだ日刊紙の発刊とあわせ、新年と夏期の年二回の特集号発刊、さらに付帯事業として、関連業界団体の機関紙編集、社史・組合史の編集制作、会社案内・カタログ作成などの編集業務一般のほか、講演会・イベント等への講師派遣・資料提供などを行っており、業界各位の様々な要請に応えるべく、幅広い事業展開を心がけております。
皆様からの温かいご支援、ご協力のもと、平成十一年四月には発刊一万号を数えることとなりましたが、今後とも皆様の一層のご愛顧のほどをお願い申し上げます。
社名 | 株式会社資源新報社 |
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所在地 | 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-9-18 |
電話番号 | 03-5843-9350 |
FAX番号 | 03-5843-9351 |
代表者 | 代表取締役社長 太田原 覚 |
北日本支局 | 〒960-8253 福島県福島市泉字堀ノ内前1-36 |
主な事業内容 |
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