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電線アイドル「廃電線に遭う」!! 廃電線のリサイクル体験会

 非鉄全連傘下の東京非鉄金属商工協同組合(理事長=小林秀之・秀邦金属社長)・リサイクル環境推進部会 (部会長=福田隆・東港金属社長)は7月25日、電線愛好家で文筆家・俳優としても活躍している「電線アイドル」の石山蓮華さんとのコラボ企画「廃電線のリサイクル体験会」を、千葉県佐倉市の「アール・マテリアルズ㈱」(新堀克則社長)で開催した。

 アール・マテリアルズ㈱は銅・電線・真鍮・アルミ・ステン等の非鉄金属リサイクルを行う再資源化事業所で、主にACSR(鋼心入りアルミ電線)ナゲットプラントを用いてアルミ電線の再資源化を行う事業所。

 電気を送る大動脈としての使命を終えて持ち込まれた鋼心入りアルミ電線ケーブルは、ナゲットプラントで粉砕されて鋼心と塩ビ・ポリ等の被覆材、アルミに分離されてそれぞれ再生の道を辿ることになる。

 廃電線再資源化のそれぞれの過程の説明を受けた石山蓮華さんは、見学後の打ち上げで「景観としての存在であった電線の全く別の面を見て思いを新たにした」(要旨)と語った。

 この体験会の模様は非鉄金属リサイクル全国連合会(会長=六車龍三・橋本金属商事社長)の「進会楽チャンネル」(You Tube)で8月中にアップされる予定だ。

経済産業省 海洋生分解性プラ委員会を設立 2020年代初頭までにISO

 経済産業省は7月22日、海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、海洋中でも微生物の働きにより生分解するプラスチックの開発・導入普及を図るため、その手法を検討する委員会を設立した。海洋生分解性プラスチックの国際標準への提案を目指していく。

 今年6月に開催されたG20大阪サミットでは、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を共有した。

 同省では、廃棄物の適切な管理が何より重要であることを前提に、3R(リユース、リデュース、リサイクル)の着実な推進を行い、それでもなお廃棄物が海洋流出するリスクに対応していくため、新素材・代替素材の技術開発を促進する等、イノベーションによる解決で世界への貢献を目指す。

 5月に同省は、海洋生分解性プラスチックの開発・導入普及を、官民一体で連携し、促進していくため、海洋生分解性機能に係る新技術・素材の開発段階に応じて、技術課題はもとより経済面や制度面も含め、今後の主な課題と対策を取りまとめた「海洋生分解性プラスチック開発・導入普及ロードマップ」を策定した。

 このロードマップで示されていたISO策定の実現化に向けて、このほど委員会を設立。今年度中に取りまとめ、2020年代初頭までにISO等への国際標準の提案を目指す。

全国産業資源循環連合会 注意喚起の動画を公開 リチウム電池混入による火災増加で

 全国産業資源循環連合会は、昨今のリチウム電池混入による火災の頻発を受け、注意喚起のため動画「産業廃棄物処理におけるリチウムイオン電池混入の危険性について」を作成。HP上などで公開した。

 動画ではリチウムイオン電池の構造や仕組みを紹介し、どういった要因で発火するのかを解説。実際にリサイクル施設での破砕作業中に起こった発火事案の映像なども交えながら、注意を促す。

 リチウムイオン電池の混合廃棄物への混入は、統計上、今後増加することが予測されている。